今年も小笠原! その1

おはようございます。
急に寒くなりましたね。

こうなると、どうしても家に引きこもりになってしまいます。

さて、TVのCMで実写版のドラえもんやっているのご存知ですか?


さて、このCMがTVを流れている最中のこと。
あるラーメン屋さんのブログで・・・・
「今日はジャイアンの小川直也さんが来店されました!」
と書き込まれていたそうです。

しかし・・・・・
しかし・・・・・

そのお店で、当日、その時間帯にいらっしゃったのは・・・・

はい・・・・もちろん・・・・このお方・・・・
遠征釣りの世界では知らぬ人はいない!というくらいの有名人。

容姿・行動・思考回路など、97% ジャイアンと同一と認定されております。



11月22日から5泊6日で小笠原釣行にいってきました。

小笠原には2001年に初めていって、それ以降は年1回か、2年に1回のペースで通っております。

小笠原は世界で一番遠い島


東京から南南東に1000km、こんくらい遠い。

来島手段は、定期船小笠原丸のみ。
片道25時間。

貨物船の共勝丸もあるが、こちらは一般人はほぼ乗らない。
飛行場はありません。

夢の高速船、テクノスーパーライナー計画は船を作ったものの・・・
造船会社に違約金20億払って白紙撤回。


なんと1往復で航空機並みの2500万円の燃料代がかかるということで・・・・
離島支援の補助する東京都がドン引きしたそうです。
現行の小笠原丸は600万位

ヘリコプターも燃料がもちません。

稀に、都知事などが訪島する場合は、自衛隊の飛行機にて硫黄島にいき、そこから飛行艇にて小笠原にきます。

小笠原には大きな病院がないので、急病人などもこの飛行艇を使って、八丈島などの病院に空輸するそうです。

ちなみに、石原都知事の弟の裕次郎が倒れたときに、小笠原にいて硫黄島から急遽、自衛隊の航空機で本土に帰ったときは公私混同ということでマスコミに叩かれたことでも有名ですね。

そして・・・・南国なので、1年中暑い・・・・


海開きが1月1日です。
冬場の夜間でも20度を下回ることのない場所。
よって・・・・・

冷房があっても暖房器具はありません。

と・・・小笠原の紹介をしたところで・・・・
我々の乗った小笠原丸は竹芝桟橋を離れました。


さすが、スカイツリーは一際高い!


レインボーブリッジを見ながら東京湾を出航します。


今回は1等船室 4人部屋。
いつもは特等船室を使っていたのですが・・・・

折からの世界遺産登録による、小笠原ブーム。
この1等船室を予約でとるのにも一苦労!

いろいろコネを駆使してなんとかゲットした船室です。

特等と異なり、羽毛布団や冷蔵庫、シャワー、トイレなどはありませんが・・・・

ベットは慣れた遠征船ベットの倍くらいの大きさがあり、思ったより快適です。


片道25時間の船旅。
まーやることないので・・・・

東京湾の中間までは外のデッキで風景を眺めてました。
その後は船内探索したり、仕掛けを作ったり。

今回、用意した仕掛けは余裕もって各々が100組くらい。
ハリス60号2ヒロ  針28~35号。

だいたい過去の経験でも1日20組は確実に消費します。
さて・・・・仕掛け作りに2~3時間費やそうが・・・・

片道25時間はやはり長い。


ふらっとデッキに出ていったS君。


嫌な予感・・・・・・


やはりこれか・・・・・汗


どうもこのお下劣極まりない行動にはどうにもついていけません。


さて・・・日没も近くなると・・・・・

三宅島(右)と御蔵島(左)が見えてきました。
相変わらず窓でぶーぶーしているお下品なものほっておいて・・・・

幻想的な日没の光景を見ていたら・・・・・


あっ!!!!


御蔵島の左方向に・・・・・

イナンバが小さく見えました。

たぶん、船でこれに気が付いたものは俺くらいだろうと・・・・

感動!



船旅の楽しみといえば・・・・
食事です。


小笠原丸といえば、もう定番のおが塩ステーキ!


ステーキに、小笠原の甘い塩とレモンで味つけていただきます。
これで1300円! 

なんだかんだと・・・・・出航して10時間後には窓でぶーぶーしているものを無視して消灯。

あと15時間か・・・・


朝はなんだかんだと6時位には目覚めました。
太平洋真っ只中の景色と風が気持ちいい。


お昼近くに待ちわびた小笠原の父島に到着!


もう、朝から船の中で、竿にリールつけて糸まで通してすぐ釣りできる状態で下船しましたからね~

もう寝るくらいしかないので、体力・気力・精力とも最高潮!


父島で迎えてくれた小林君。


将来、小笠原で漁師になるため、船長のもとで修行をしています。


実は・・・・彼には2002年の釣行でもお世話になっており、10年振りの再会となります。

一度は漁師を断念しましたが、心機一転して漁師を目指してます。

もちろん、港を荷物を抱えて走って・・・・
下船したら速攻で釣り開始ですよ!



さて・・・・どんな魚が待っていてくれたのか・・・・

続く・・・・