真鯛釣りでモロコ2連発!!!

おはようございます。

相変わらずの忙しさ。

猫の手も借りたいくらいな毎日が続きます。

ま~ 小売業受難な年といわれる中で、有難いことです。

10月は本当に天候に恵まれない月でした。

よく毎週、毎週、時化が続いたものです。

釣り物もワラサ以外は、ぱっとしない状況でしたが・・・・

船宿さんに聞いても10月の出船日数はかなり少なかったようで・・・・

経営的にもきびしい月だったようです。

その中でお客様・・・・   というより旧知の友人ですが・・・・・

どっかん!とやらかしてくれました。  モロコ 31・2kg!

しかも乗り合いの真鯛船でのゲットです。

びっくり・・・・

普通なら・・・・  

たまたまでしょ?   交通事故?

と思うことでしょう。

しかし、ここでチャンス!と思うのが真の大物師。

こりゃまだいるな!ということで即出撃です。

モロコというのは幻の魚といわれますが・・・・

場所・月齢・潮の速さ・潮の向き・水色・天候・水温  そして道具と根気

この全てが揃わないと釣れない魚だと思います。

特にその場所に対する 月齢・潮の速さ・潮の向き・水色・水温  この3拍子が見事に揃うというのは年に数日間しかありません。

ようは・・・・釣れたらすぐ行く! 

来週の日曜日に・・・・などと言っていたら間に合いません。

はっきり言います。

早く行ったもの勝ちです。

ということで・・・ 11月2日は定休日だったもので・・・

半信半疑の連れを誘いますが・・・・・

明らかな疑いの目・・・・・

ぜって~喰うから!と説得して・・・・

前夜、仕事終わってすぐ連れのところに向かい、そのまま青葉インターから高速に乗り・・・・港到着!

朝一、餌のソーダを狙っていたら1kgサイズくらいのカンパチをゲット♪

そういや、先週、小田原でもカンパチトップ24本とか近場でカンパチ爆釣りしてたな・・・・

冷凍ソーダも確保していたのですが・・・・

ソーダかサバでも取ろうと出していたサビキにムロアジが喰ってきたのでカンパチ泳がせ。

しかし・・・・暴れる気配なし・・・・・

当然か・・・・

ここは近場の真鯛乗り合い・・・・

もう1本持ち込んだタックルは餌取り専門のシマアジ竿。

一応、お約束で・・・・

底からウイリーバケでシマアジ狙ってみるが・・・・

当たりなし・・・

当然か・・・・ここは近場の真鯛乗り合い・・・・

シマアジを早々に諦め・・・

そのまま死に餌で、モロコ泳がせ突入。

タックルは 剛樹 GハンティングM17  リールは昔使っていた マーフィックスLD30B 

道糸はPE20号 300m  オモリ150号

リーダー60号2m  ハリス 60号2m  ハリはインターフックMO35号

懐かしいマーフィックス使ったのは、たまたま太い道糸が巻いてあったからです。

どうせ置き竿だし・・・・

一応、真鯛乗り合いなもので・・・・

周りは、3m位の長竿にハリス4号・・・・

連れ含めて・・・

乗船時から、いきなり泳がせタックルを持ち込んでいる存在はかなり浮いていることは確か。

「この人達何???」

痛い視線・・・・

さすがに、大型のイーグロークーラーは持ち込むのためらいましたもん(笑)

天候は曇り、海上は波1m位の凪。

流し始めますが、潮が速い!

船長いわく・・・・この潮のたるむ時間帯に食うよ!

自分の予想した爆釣タイムは10時半。

この前後1時間が狙い目。

ボチボチやんべ~~~

モロコ釣りは忍耐と根性。

この日も当たれば鮫・・・・

また鮫・・・・・

こんな感じで鮫とボツボツ、スタンディングファイト。

午前9時半・・・・・

潮がとろっとし始めて、そろそろかな?と思っていたら・・・・・

置き竿にしていた竿先が、ガツガツ!と前当たり。

鮫とは気配が違う。

なんというか・・・・鮫より当たりの振れが大きい!

そのまま竿が一直線に水中に突き刺さった!!!

鮫と違い、突っ込みのパワーがやはり違う。

「くった~~~」

すぐにスタンディングファイト突入!

竿尻にT型デカ当てつけていたので、かなり楽にファイト♪

途中、1回突っ込みを受けてのされましたが・・・

こんときゃ、もしかしたら鮫???と思ったのは確かです(笑)

水深も30mということで・・・・

竿もパワーのあるMタイプ。

竿のパワーも手伝い、あっという間に浮かび上がってきた。

少しづつ浮かび上がってきた魚。 

ひらっ!ひらっ!と白い腹が見えているのがわかる。

ひとつアドバイスしておくと・・・・

見事な水平翼のせいか・・・・鮫は滅多に腹見せないんですよ。

よってほとんど白く見えることがない。

といいながら・・・・連れのS君。

鮫と勘違いして「ハリス切ってもいいですか~~~」などとハサミ片手に切ろうとしているし!

船長は助手に「鍵!鍵!」

やたら小さい鍵もってきたし(笑)

無理くそ、船べりに引きずりあげて・・・・

どっかん!

見事にゲットしました。

狙って釣るというのはなかなか難しいのですが・・・・

いっておきますが・・・・

ここは真鯛乗り合い船・・・・・

大物狙いの場合は、絶対に喰う という信念が必要です。

さて・・・・連れのS君。

真面目か不真面目かよーわからんですが・・・・・

朝から鮫を連発。

自分、ちょっと鮫のファイト中に指を怪我したこともあり、道具撤収!

あとはS君のもう1本を期待。

自分だけというのは喜びも半分です。

正直、自分は複雑な心境です。

二人揃ってあげれば喜びは10倍にもなります。

まー1本とれたということ自体、奇跡的なことではありますが・・・・

でも、正直、自分はもう1本喰うとは思ってました。

鮫の猛襲にあいながら・・・・

決まって「諦めるな!!!この潮ならぜってー喰う!」

心折れずに頑張っている気迫が伝わってきます。

そして運命の11時近く。

S君の竿に当たり!

即座にスタンディングファイト。

竿は新調したばかりの 剛樹 スタンディング SR16  リールはアリゲーター バトル20 

PE ウルトラ12号250m   あとは自分と同じ仕様

水深が浅いもんで・・・・若干走るが・・・・走りが弱い・・・  

本命か???

「巻けおら! 巻けおら!」

ゆらっゆらっと浮かびあがってくる魚体!

モロコだ!

「ハリス切るで~~~」とハサミを持ってかけつけたのは言うまでもありません(笑)

ということで・・・・運命の2本目、20キロジャスト!

初モロコ!おめでとう!!!

いっておきますが・・・・

ここは真鯛乗り合い船・・・・・

周りの人達とは異質な、ひときわ大きな喜びの雄叫びをあげたのは言うまでもありません。

もちろん、喜びは10倍です!

狙っていって、見事二人ともあげるというのは奇跡に近いことですので・・・

なおモロコが良く釣れる壷、当店にありますので・・・

ど~しても釣れないという方は是非ご相談ください♪

特別価格! 200万円!  分割手数料は当店負担!

いまなら低反発枕「永眠くん」が2ヶついております~

姉妹商品 「モロコがたまに釣れる石」

こちらは大変お求め安く、20万円となっております。

さてさて・・・・

その晩、ほとんど寝てない体にムチうって、夜遅くまで祝勝会をやったのは言うまでもありません。

もちろん・・・・連れのオゴリです(笑)

ちなみに、連れのS君。

「またいきましょか!」

「いや・・・・・こんなこと・・・・・・・」

「もうねぇ・・・・・・・・・・・!」

いくら近場といえども、潮さえよければ魚は食う。

それがたとえ年に1日しかない潮かもしれません。

海はつながってます。

多摩川にアザラシがくるくらいです(笑)

どこにどんな大物が潜んでいるかはわかりません。

大物釣りは忍耐と根性!