自粛明けで今季初スルメイカ

世界各地で猛威を奮っていた新型コロナウイルス。新型コロナでの国内外感染犠牲者の方々の衷心廻向、現在まだ新型コロナ感染で治療されている方々の闘病平癒、また必死に戦ってくれている医療従事者関係の方々の息災安穏をお祈り申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために求められてきた移動自粛要請が解除されたのでやっと釣りにいけるようになりました。

そんな時に「今季の初スルメ出ますよー」との情報で昨年も楽しませていただいた石廊崎「イカ場」のスルメイカにいってきました。

石廊崎の「イカ場」。南伊豆で釣りやられている方ならご存知のスルメイカの第一級ポイント。伊豆半島最南端の沖で潮流きつく身厚の極上のスルメイカを狙えます。

7/2 午前二時半に西伊豆土肥港に集合。

新型コロナ感染対策中ということで・・・自分も初体験。
どんなことをやるのだろう???と興味深々でした。

まずは乗船前の検温。もちろん、全員マスク装着でソーシャルディスタンスを保ってます。

その後、アルコールによる手の消毒から、うがい薬によるうがい。
うがい薬はインプラントをやられている方だと黒くなる可能性があるというので、インプラント用のうがい薬(緑の方)と2種類ありました。
キャビンに持ち込む荷物にはアルコール消毒。
夏なので裸足になるため、船内用の紙スリッパ(マジックで名前)。

キャビンのベッドには使い捨ての簡易枕カバーと簡易シーツです。(エステで使うものと同じらしい)
きっちりカーテンを閉めて、第11とび島丸は土肥港を静かに出航しました。
エアコン効いた船室ベッドで、ゆっくり走るので現場到着まで3時間程、たっぷり睡眠をとれます。睡眠が往復きっちりとれるので体的には楽。

今回は乗船6名。19トンで6名なので、隣とのソーシャルディスタンスは十分の距離。ちなみに、釣り中はマスク無しで大丈夫。

真夏の炎天下でマスクはかなりヤバイです。雨でも降ろうものなら窒息してしまいますので要注意w

竿は剛樹アルティザン155H。オモリは今回180号。中オモリ30号。
リールはシマノ ビーストマスター2000に道糸オッズポート4号400m巻いてあります。
投入器はポリカステン10本用をダブル。
仕掛けは18㎝プラ角を8-15本直結で数は状況に応じて使い分けてます。
浅場で手返し重視なら8本。深場で1流し1回なら15本。
幹糸は14-12-10号フロロを上に行くほど太くして使ってます。
直結仕掛けなので、絡みが少ないので4-5組あればいいかと。

「はいやって下さい。水深190m。反応は150-170mに出てます」

と確かこんな感じでスタート。スルメイカの場合は底というより、中層に反応が立ち上がっていることが多いので探見丸ととにかく睨めっこ。
反応の濃い場所付近は道糸の出をよく注意してみていれば、スルメイカが仕掛けをバンバン触っているのがわかるかと思います。

触っててもすぐ止めてしまうと、仕掛けの下だけ・・・ってことになってしまうので、仕掛け全体が反応の中に。欲言えば反応の濃いところに一番上の針が入る位がベスト。

よって・・・・数とりにいくなら探見丸は僕は必須だと思ってます。

最初の投入で3杯。次で2杯。空振り多い方の中で順調な出だし。
その後、5杯、7杯と順調に数伸ばします。

ちなみにプラ角では秘策で全ての角にオーロラシール貼ってます。
これが本当に凄いw 釣ってて剝れてきてしまうことも多々ありますが・・・
それを加味しても水中の輝きがまったく違う!ギラギラ光ってます。


他のとび島丸のスルメイカの常連さんも漏れなくこのシール貼ってます。
(この常連の達人さんから教えてもらったものなので)

角に合わせカッティングされているので貼るのは簡単!是非試してみてください。シールはピッカピカなら3面ありますが、1面貼るだけで十分です。

この日は、とび島丸でもスルメイカは今期初挑戦。
イマイチポイントが絞り切れてないので、ボツボツという乗り具合。
まったく乗らない時間帯もあり、感覚的にはイマイチ。

でも昨年課題であった多点掛けはモノにできていたようで・・・
単発掛けは2回のみ。最高8点掛け。



11時位まで50杯を超えて・・・・
この時点でどうやらイカ師匠のW氏と並んでトップ争いという情報。

今日はもらった!!!

結果的に言えば・・・この慢心がよくなかった・・・
この後は、仕掛けトラブルが連発。

せっかくの多点掛けを端物にもっていかれたり・・・

さらに・・・バッテリートラブルが発生!!!

なんと電動リールが使えなくなってしまった!
ランプ全点滅で止まってしまう。
帰って調べてわかったのですが、バッテリーの寿命ということです。
そういえば・・・もう4年フルに使ってたし・・・
昨年のスルメイカでも後半はバッテリー無くなってたなぁ・・・
と思い当たる前兆はありました。

リチウムは突然死亡するので要注意。

結局はラスト2時間、師匠は10点掛けを頭に多点掛け連発して80超え。
自分は58杯で終了・・・

してやったり!どや顔のW師匠。

まだまだスルメイカ束釣りへの道程は長い・・・

バッテリー新しくして再修業です。

帰りはまた船室に入る前に全員うがいと手洗い。
天気よかったのでシャワー浴びてミヨシで大の字になって2時間ほどお昼寝。

おかげで、このブログ書いている時は日焼けで顔の皮むけてますw



例年、8月一杯まではこの石廊崎のスルメイカ楽しめますので是非チャレンジしてみてください。