今年の石廊崎のスルメイカ 初戦!

いやいや仕事がMAXで忙しいです。 休みの日も仕事しないと回らなかったくらい。

やっと休めそうだったので急遽、7月13日、スルメイカに出撃してきました。

スルメではいつも乗る、伊豆半島は土肥の第18とび島丸。

鈴木健司船長の操船です。当日はMAXの12名乗船でしたが、船が19トンの大型船なのでけっこうゆったり。

船にのって準備していると・・・  

「キーパー忘れた・・・」

新らしいキーパーにしようと古いキーパーを取り出してそのまま来てしまいました。

船長にキーパーを借りてなんとか出船。

ロッドは剛樹 SQアルティザン 155MH

自分はロッド真下に向けてリールのパワーでガツンと合わせにいくタイプなので竿は柔らか目です。

横着して巻き上げ時に置き竿にすることも多いのでw バレ防止です。

リールはダイワのシーボーグ600MJにヨツアミオムニウム4号を600m巻いてあります。

仕掛けは18㎝10本直結、幹糸は12号、オモリはスカリー(シルバー)の180号です。

200号使う方もいましたが・・・オモリを重くするとフォールの当たりがとりにくくなるので、中層で捕まえるには不利になります。 

スルメイカは中層の釣り。 誰よりも速く底までいけばいい・・・という釣りではないのでここを理解して攻めていくと多点掛けを攻略できます。 ここは書き出すと長くなるのでまた別の機会に。

スカリーはヤリイカのブランコではサバ避けでたまに黒使いますけど、直結では黒は避けてます。

船長曰く、黒いオモリが落ちていくとイカが嫌がって反応が下がってしまうということ。

現場海域につくと風は7-8m、 予報より吹いてました。

釣り座は完全に胴中ですが、胴中でよかった~~~ 

直結でウネリくらうとバラシ多発するのでこういう時は胴中が一番ですw

釣り座のセッティング。 

しかしこの日の前半がきつかった・・・

上潮だけ3ノットの激速!!!

投入するとスーッとミヨシに糸がふけていって、底まで仕掛けがいくと糸が真っ直ぐ。

イカが乗って上がってくると、取り込み時に一気にミヨシにイカが吹き上げられてしまう。

もう祭りですわw

こうなると1流し1投入。

取り込みも最速であげてこないと、どんどんミヨシに流れてオマツリしてしまう。

取り込める率が自分で50%でした。

それでも投入すればポツポツは乗ってくる。でも1杯、2杯の拾い釣り状態。

それがオマツリほどいてもらっている時にいなくなる。

20杯までが長い道のり・・・ トップは10点掛けで一気に引き離されている模様。

追い付けるか???

上げてくるタイミングを試行錯誤しながらボチボチと7時開始で10時過ぎでやっとこさ15杯。

やっちまったか??? 危険な匂い・・・

ここから潮の向きが一瞬かわった!

その流しで反応が一気に立ち上がり10本針に10点掛け! 

ただし、オマツリした糸をかわしながら取り込んだので2杯ロストで8杯。

次の流しから、中層の反応を探見丸と睨めっこでフォールでおかっけまくって小一時間の間で5点、6点、7点ほぼ多点掛けオンリーで一気に盛り返す。

上潮が速すぎて船長もなかなか反応ダイレクトに直撃できず苦戦。

実際の投入と反応が出てくるまでズレが多いこの日。

仕方ないので底から70m位で反応でるまで待ち構えていて、探見丸に反応でたところでフォールでズドン!

これがこの日は面白いようによく決まってくれましたw

ラスト1時間はまた速い潮が復活して反応の立ち上がりも消えてポチポチの追加に。

自分は、この日は55杯。 トップ64杯に続く2番手でした。

よくスルメイカというと、底からシャクってシャクって・・・・

ネット動画でもよく見る釣り方ですが、この石廊崎では通用しません。

とにかく糸ふけが20m近くと凄いので、フォールで当たりとっても一気に20-30mハイスピードで巻いてこないとイカ角にフックアップしない。

これができるかできないか? 石廊崎のスルメイカの肝の部分です。

自分はこの日は一回もシャクってません。フォールからのひたすらハイスピード巻き。

お隣の人はスルメイカが乗っているのに、シャクリ続けて、逆に乗せるどころか、バンバンシャクリ落としてしまい船長にコンコンとお説教受けておりました。

この日の途中、投入しようと思ったら腿のところあたりでなにかフラフラと。

何?と思ってよくみたら・・・

折れてた!

幸い、気が付いたのが投入する直前でよかったぁ

ちなみに中オモリは30号使ってます。けっこう使い込んでいたので古いオモリは要チェックですね。

幸い、予備のがあったのでよかったのですが、予備は必ずもっていきましょう。

この後半の乗りタイムがあったので他の乗船のみなさんも楽しめたみたいで・・・

朝は雨が降ったり止んだりと微妙な天気でしたが、最後晴れてよかったよかった。

スルメイカのサイズは石廊崎としてはまだまだ小さい方だと思います。

シーズンはこれからという感じでしょうかね。

ちなみに当日使用していた角です。 10本針×2セット  

全ての角にこれ貼ってます。 

とにかくフォールの時のイカの触りが違う。

1日でけっこう傷だらけです。半数近くは廃棄ですね。

自分は角を使い回すのは3回が目安です。

カンナも刺さり悪くなっているし、傷が多くなって角の光が鈍くなるので乗りが落ちます。

やはり新しい角は乗りが違います。竿頭をとりに行こうとする方は御注意くださいね!