梅雨の時期ってシトシト雨で海は凪・・・というイメージなのですが、今年の梅雨は本当に時化が多い。しかも台風並みの低気圧通過で、日本のみならず、中国、韓国をはじめ各地で豪雨災害が発生してしまいました。被災された皆さまならびにご家族の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
さて、7月22日、やっとこさ今年の初銭洲に出撃してまいりました。
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先週位から、待望のチビムロが回遊。アカイカ泳がせ釣りも楽しいのですが・・・やっぱり泳がせ釣りの面白さといえばムロアジ餌だと思います。
怯えまくるムロアジ。上下に竿をガタガタいわせて逃げまくり、ガツンとカンパチがムロアジを咥える。竿先が一瞬、グイっと抑え込まれて、そこからガツガツガツと咥え込んだところで一気に渾身の鬼合わせ!
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まさに大物泳がせ釣りの醍醐味ですね。
当日は、西伊豆土肥のとび島丸11号船。 鈴木忠文船長の操船。乗り子で息子の鈴木裕己君。通称、三代目。当日は癒し系サポート要員で乗船です。
一緒に行ったS先生も終日、ガチンコ特訓を受けておりました。
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土肥港を1時集合で新型コロナ感染対策として、全員マスク着用してソーシャルディスタンスを保ちながら検温、ウガイ、荷物の消毒を。 (釣り中はマスク不要です)
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その後、受付時にマイスリッパが配布されます。船内はこのスリッパで移動します。
遠征船ですのでベッドには簡易シーツと簡易枕カバーがセッティングされております。エステサロンなどで使われているものと同じですね。 スリッパとシーツ、枕カバーは持ち帰ります。
新型コロナ感染対策でいつもの毛布は用意されておりませんので、必要な方は持ち込みます。自分は半分位のサイズのタオルケットを持ち込んでます。
毛布がないので、船内の冷房は抑えられているみたいですね。寒がりの自分でも全然毛布なしでも大丈夫でした。
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1時半過ぎに船は静かに土肥港を出港。風は2-3m、波の高さは50㎝という感じでしょうか? べた凪です。
6時頃、船は銭洲海域に到着。10分位前から船はガチャガチャと波を受けだしました。
外に出てみると、東方向から速い潮が当たっていて潮波が立ってました。
天候は曇り、風は3-4m、波は50㎝程度のべた凪です。
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まずは恒例のお神酒巻きからスタート。
そのあと、餌のムロアジ釣り開始です。
船の上からコマセをパラパラ巻いても・・・なかなかチビムロ君は浮いてきてくれません。
水深5~0m位でチビムロ君がポロポロと釣れます。バリバリという感じでなく、ポロポロ。
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サビキはこれが一番食いました。水色が暗いのでケイムラよりこちがお勧め。
ケイムラのほうは逆に水色が明るい時に効果がでます。
ちなみに、水面にダツがけっこういてサビキのハリスをバシバシ切っていかれるのでチビムロサビキは多めに用意しておきましょう。
30分程で自分はチビムロを30ちょい。とれない人で自分の半分位でしょうか?
いつもだと50以上は軽くとって途中でやめるので半分位の釣れっぷり。
ちなみにイケスに50以上入れるとイケスが全崩壊しまうので要注意。
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何匹イケスに入れるかは循環ポンプの水量にもよるので船によって違いますが、ムロアジが水面に鼻上げしだしたら酸欠警報ですのでそれ以上は危険です。
当面のチビムロを仕込んで島回りに移動。カンパチ釣りの開始は7時です。
ちょっとムロアジが少ないなぁ・・・バシバシ乱打戦するには倍は欲しい・・・泣
一応、船長には本日のノルマは3本と宣言。
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島回りのいつもの東側は反応薄いみたいで・・・西側に移動。
西側は潮の当たりがきついのでこの時点で持久戦でなく移動戦になるのを覚悟。
1流し1投入にならざる得ない状況。
濁りはそうでもないのですが、梅雨の長雨の影響でとにかく水色は暗い。
この水色の暗さがこの日の攻めの明暗をわけることになります。
7時釣り開始、「はいやってー 水深40m、30m位でボチボチ反応でてます」
「ここんとこカンパチの咥え込みが浅いので首掛けにしてみてください」
自分、ほとんどが口掛けなので首掛けは何十年振りか? ちなみに鼻掛けは最も外れやすいと思っているのでしません。
首掛けなので落下遅い・・・イライラするくらい遅い・・・
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ハリスは40号を使用しました。針は22号。リーダーは60号です。
水色の暗さからか、着底ではあまり暴れない。とろとろ5m、10m、15mと上に誘上げてくると・・・暴れ出す。
自分のカンパチ釣りは上からの落とし込みからの追わせ釣りなので底から20-20-30m上げては落とす。
あきらかに追っていくのですが・・・咥えない・・・
びっくりするくらい・・・咥えない・・・
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どうも底潮嫌ってカンパチが途中でUターンしてしまっている模様。
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こうなると不本意ではあるが・・・カンパチの反応の層でのビタ止め置き竿のほうが効果がある。
カンパチ釣り初挑戦の方でも、船長の指示棚で置き竿でいいんだから楽。
こうなると船中、経験の差あまりなく、まんべんなくカンパチが当たりだす。
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自分も幸先良くヒット~~~~! 細かい潮波がグチャグチャ立っているのわかります?
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テッテレ~~~~~~
4㎏サイズのカンパチゲット💓
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上から15m-20m位の棚で待っていると・・・・・
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テッテレ~~~!
キハダマグロがヒットします。
そしてなんとなんと・・・・
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テッテレ~~~~!
スジアラが上がりました。 南方系の魚で、トカラとか小笠原いくとクエといえば、こいつなのですが・・・・
まさか銭洲で上がるようになるとは・・・・汗 まさに地球温暖化の影響なのでしょうねぇ・・・
自分もヘラヤガラという珍しい魚も釣りました。アカヤガラはけっこう釣れるのですが・・・
写真撮り忘れたので見たい方はこちらの図鑑から。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%98%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%82%AC%E3%83%A9
その他、ツムブリはけっこう当たってきます。
「パシュ!パシュ!」と胴体を挟み込むような独特の当たりなので、竿先にメタルが巻いてある感度のいい剛樹などの竿はよくわかります。(さりげなく宣伝w)
ツムブリは口が小さく、餌を咥え込むまで時間がかかります。カンパチより余計に送り込みとって、遅合わせで針掛かりします。
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謎のやられ具合のムロアジ。 笑っちゃうくらい骨だけ残して身だけない!
南米か!!!
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ヤガラなのでしょうかねぇ???
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掛けても掛けてもツムブリ攻めで苦しみぬいたS先生も・・・テッテレ~~~
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終ってみれば船中ボウスなし!
カンパチも船中40本近くあがりました。
ツムブリやヤガラまで含めると100本以上の釣果ですので、とにかく飽きないくらいに当たりまくります。
自分もノルマ3本をクリア。 カンパチは4キロ前後が主体ですが、10㎏クラスまで顔をだしました。
まだまだ始まったばかりのチビムロカンパチですが、梅雨明けすれば、もっとチビムロが釣りやすくなると思います。
チビムロ竿の出番ですのでお忘れなく!
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梅雨明けからチビムロカンパチは本番に突入します!
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