激坂の和田峠

おはようございます。



小笠原直前の話に戻ってしまうのですが・・・

トライアスロンの特訓で和田峠にいってきました。

060904_1639~01



位置的にいうと、高尾~相模湖の国道20号のもっと北側にを山越えて相模湖に抜けるルートです。



峠の入り口まではだいたい往復でも100km位しかないのでたいしたことはないです。


関東で最も過酷な激坂といわれるのがこの和田峠です。




世田谷の自宅を出て・・・


狛江~調布~府中と多摩川のサイクリングコースをひた走る。(通称:多摩サイ)

府中からこんどは浅川サイクリングコースにトラバース。(通称:浅サイ)


そのまま聖跡桜ヶ丘~八王子~高尾に抜け、今度は陣場街道を登っていく。



自宅出て約50キロ位で和田峠入り口に到着。



さすが陣馬街道・・・・レトロなポストが現役で・・・


問題はこの峠の入り口から山頂までの区間。


距離は3.6kmと短いのだが・・・


平均勾配 10.08%  標高差363m


アタック前にバスの折り返し所でトイレを済ませて缶コーヒー飲んで一休みしていると・・・


ここまできたサイクリスト達が、次々に折り返して帰っていく・・・


サイクリストA 「上のぼるんですか???」


自分「もちろんそのつもりですが・・・」


サイクリストA「死なないように頑張ってくださいね!」


自分「・・・・・・・・・・」



ということで・・・・単独アタックにチャレンジ。


30秒くらい遅れて2名追ってくる。


抜かされたら嫌だな・・・・・


走り出してすぐいきなり長い長い10度くらいの傾斜が続く・・・・

ほとんど平坦なところがなく・・・

とにかく延々と登るのみ・・・・



ま~この程度なら問題なし。




2kmくらい登っていくと・・・

カーブがきつくなってくる。



ヘアピンカーブの先がガンと登っているのが見えてきた・・・・汗





そのカーブもなんとかクリアしたけど・・・・

すでに一番内側のイン・ローギヤ・・・・・



で・・・・



きましたよ!



おそろしや・・・・15度は超えるだろうという激坂


ま~スキー場の中級者の斜面を想像してみてください。


写真をとるために・・・降車。



あ・・・決して辛いから足ついたわけでは・・・・


この感動をブログでお伝えしたいための使命感であります。


これぞ激坂のカメラマン!



もちろん、心臓の動悸マックス ヒーハー状態でしたが何か?


こういう激坂は足にくるというより、心拍にきます。


ちなみに・・・・写真とったあと、自転車に乗って登ろうとしたら・・・


まったく自転車が前に進まず、その場所でこけましたが・・・・また何か?




しかもこのクラスの激坂が2~3発きます・・・




もうボコボコでんがな・・・・



峠を入って3.6km・・・

待望の山頂に到着!



帰りは猛スピードで下っていくだけですが・・・


そういえば、追ってきた二名は途中で引き返した模様。


ちなみに・・・・帰りの激坂で高校生くらい子が原チャリで登ってきてたのですが・・・・


激坂で登らなくなり引き返していきました(汗)


しかし、いい修行になりました。





そうそう!申し込んでいた来年4月の宮古島トライアスロン大会。



抽選の結果・・・・「落選」という悲しい通知がきました・・・  (泣)

先日の東京マラソンの落選に続き・・・・明らかに運がない・・・・



本当は4月中にさくさくっと終わらせて銭洲に打ち込みたかったのですが・・・



ということで・・・6月の五島列島のトライアスロン大会申し込むか、7月の鳥取の皆生大会に申し込むか悩んでおります。


五島大会は、来年スペインで行われるトライアスロンの世界大会の代表選考会レースにもなっております。

世界で最も過酷なバイクコースといわれる長崎の五島大会。

http://gototri.com/


何が過酷というと・・・



これがバイクコースのルートですが・・・




下が高低をグラフにしたもの。


見ての通り・・・・平らなところがほとんどない・・・・




これを・・・・延々とスイム30kmのあとに180km・・・・

そして、このあと42.195kmのラン・・・



昨年の完走率6割・・・・


ウルトラマラソン(100km)並みの驚くほど完走率の低い過酷な大会です。






鳥取の皆生大会は日本で始めてトライアスロンが行われた大会で来年で32回目となる歴史もあり、運営も定評のある大会です。


http://www.kaike-triathlon.com/



しかし、トライアスロンでは珍しい7月の大会ということもあり・・・


灼熱の皆生・・・・



というくらい昨年も34.5度という猛暑が数々の歴戦練磨の鉄人たちを苦しめて、絶えず救急車が走り回ったというこれまたきつい大会です。



しかも、バイクがジェットコースターといわれるくらいのこれまたアップダウンのきつい大会。


昨年の完走率81%・・・・・



佐渡は距離が長いだけで、皆生が一番きつい・・・とも言う人もおりますが・・・




結局・・・・



トライアスロンの200kmクラスのロングの鉄人レースは・・・



どの大会も過酷なんですよ・・・・