今シーズン初!石廊崎のスルメイカ

夏といえばスルメ! 圧倒的な重量感にハマっておりますw

7月7日。あ・・・七夕だった・・・

銭洲のカンパチとスルメどちらにしようか??? 

直前まで悩み続けましたけど。

予報がこれ。

大時化じゃん・・・

銭洲は早々に船長が中止決断。

スルメも時化は嫌だけど。

頑張ってみようと出撃してきました。

とび島丸18号船。 とび島丸の兄弟、弟さんである鈴木健司船長の船です。

遊漁では最大級の19トン大型船。

午前1時に後輩が家に迎えにきてくれることになっていたのですが・・・

2時間位、軽く寝ていたら・・・  寝過ごしたwww

後輩に電話で叩き起こされ、出発が30分遅れて午後1時半に。しかしこの時間は道空いているなぁ・・・

いつもはトラックだらけの東名も、前も後ろも車はほとんどいない。

特に飛ばしたわけではないのですけど。

スイスイスイ~とコンビニよっても1時間50分で土肥港到着。

港について保安庁の気象みたら石廊崎10m吹いてる・・・

危険な気配・・・・

中央船室のVIPベッドに空きがあったのでプラス2000円するけど、安眠のためにグレードアップ!

VIPベッドは叩かないし、ベッド広いし。時化の時はとにかく寝やすいんですよね~

エアコン効いた船室のベッドで2時間ほど仮眠。

しかし、10m吹いているだけあって波で叩きはしないけど、海はガチャガチャ。

さて6時半過ぎに現場海域に到着。

外に出てみると・・・・あれれ??? 思ったより吹いてない。

天候は曇り。風は5-6m位。

ウネリ波も特になし。

そいいや・・・30分位前から海が静かに静かになってたなぁ~

日頃の行いの良さに天地の神々が護ってくださったのでしょう。

タックルは  竿:剛樹 アルティザン155MH  リール:シマノ ビーストマスター2000 

ビースト3000MDをたまたまオーバーホール出してしまっていたので2000で我慢。これが・・・間違いでしたw

糸:オムニウム4号400m  昨年、スルメの爆引きで3号飛んだので4号にしましたw

オモリは2枚潮というので200号。 角は18㎝直結10本針 幹糸14号 です。

電力丸はバリ乗りすると1台ではラスト1時間持たないので新旧2台持ちです。

探見丸は棒君で船べりの穴に刺してあります。

投入機は写真に写ってないけど、ポリカステン10本用。

さて、反応はバリバリ出ている。待望の第一投!水深は200m。

一気に底目指すが、140m位からサワサワと角が触られている。

ファーストタッチ、セカンドタッチ、サードタッチ、お触り3回きたのでまだ170だけど、仕掛け急停止させて一気に反転トップスピードで合わせをくらわす!

「ズドドドド!!!!」

はい朝一のモーニングサービス7点掛け!

そのままリターンエースで3点掛け!

2流し目も今度は同じ水深200mでフォール狙いの150m6点掛け!

まだ底まで落としてないしw

多点掛け狙いはフォールでの中層なんですよ。

中層で捕らえるやつは周りに他の仕掛けないのでとにかく一極集中してくる。

底までいかすといろんな仕掛けが入っているのでバラけてしまうんですよねー

それにはフォールで触りのとれる感度のある竿が必要。

しかもフォールでとるには穂先がカチカチに固いと触りがとれない。

そこそこの穂先の柔らかさ。変な穂先の柔らかさといったらいいんでしょうか・・・

剛樹のイカ竿って穂先にメタルが8軸で入っているんでカリカリの感度が出てくれるんですよ。

鯖かイカか? この触りの違いが本当によくわかる。

オモリが重くても触りがとれない。

中にはオモリ250号とかでひたすら底までダッシュでオモリ重くする方もおりますが・・・

そうすると中層での触りがまったくわからなくなってしまう。

オモリの重さは針数に合わせて。

とび島丸の場合、スルメは水深200mより深いのでオモリ180~200号。

針数少ない人は180号。多い人は200号。 

フォールでの中層メインに攻めた攻めた。

この日は途中から150m位でサバの団体さん。 ここ通過している時はコツコツと触ってくる。

もちろん無視w コツコツわからず合わせにくとイカのグングンではなく、カツカツって感じ。

まぁ直結仕掛けなのでそこで落としてやればサバは外れますけどね。

もし、ブランコ仕掛けならばサバの束釣りができると思います。

このコツコツの棚の20m位下からがスルメの棚。

中間での触りなければ底まで一気に落としますけど。ここで糸ふけとって乗ってなければ一気にまた50-60巻いてさらにそこからフォール。

そこでシャクリながら上げてくるという釣り方もありますけど。

自分はこの日、シャクリは1回もしていません。

この日は水深200mでも中層で触られなければ底まで一気。

一発目の糸起こしで乗ってなければ一気にハイスピードで140mまで。

そこで探見丸と睨めっこ。 反応でてきたらそこからフォールで乗せにいくパターン。

今日はシャクリせず、フォールで攻めると決めてたので。

途中1杯の単発?くらいのやつは巻上げているときに反応下にでたら捨てても下に再度リターン!

これがこの日は軒並みうまくいった!

この1杯捨ててリターンは今まで失敗するほうが多かったんですけどねw

この日は全て多点掛けに成功!

多点掛けはとにかく自分の感覚を信じる。

たとえ、探見丸の反応がまだ出てなくても「イカに触られている・・・」と信じたらそこで勝負。

反応が遅れて出てくる時もけっこうあります。

これで外れることもありますけど・・・

船長にも「たけちゃん、途中ですけべ根性だして一人乗ってないよー」もありましたw

最高で9点掛け(一番下の針だけ乗ってなかったw)

単発の1杯は1回だけ。

これにて単発KINGとはおさらば。

課題の直結での多点掛けをクリアできたかも~

ただし、フォールで狙う方は探見丸ないとまったく話になりませんのでご注意くださいw

それとフォールで狙うならこのオーロラシールは必須!

とにかくイカの触りが各段に違う!

当日のトップ3は全員このシール貼ってました。

角は自分はピッカピカ針18cm。

写真のグリーン、紫、藍色はマッキー仕様。

これがよく乗る!10本中、半分はマッキーです。

保釈され、報道陣に謝罪の言葉を述べる槇原敬之被告=2020年03月06日、東京湾岸署

しかし、途中からは2時間ほど中ダルミあり・・・ラスト1時間ほど乗り活発になるけど、ここで2枚潮きつくなりオマツリ多発!道糸の高切れあり、ブレーカー上がり2回、バッテリー切れとまったく数伸ばせなかった・・・ 

10杯以上損した・・・

今回、はじめてイカでオムニウムを使ってみましたが、落下がオッズポート並みでいいですね!

ただし、スレではやはりオッズポートのスレの強さはルアーやる子達は別格!という位、強いです。

ここがオムニウムとオッズポートの違いかと思います。

しかし、ビースト2000はあまりの負荷に壊れてギヤ逝かれた!!!!  あぁ・・・修理必要。

終わってみればジャスト60杯。

昨年からスルメイカにハマった後輩も30杯ちょいゲット!


W師匠は余裕のドヤ顔トップ81杯! 最初突き放したけど・・・途中からパーフェクトありで捲くられました。

大時化予報も見事に外れ、曇り空ながらも雨もなく終日楽しめました。

これからの時期、8月末までここ石廊崎ではスルメイカ釣りが楽しめます。

遠征スルメイカにはなりますが・・・

こういう楽しかった日の帰りは、もちろん!さわやかに~

最近の伊豆帰りの定番の夕飯になっております。

あ~楽しかった~~~