銭洲遠征をはさんで、なにやらスルメイカモードに突入しております。
7/2に続き、7/15は、終日10mの風と2mのウネリ、しかも雨と船酔いと格闘した時化の中で78杯。
7/22は銭洲遠征で・・・・翌週の7/29は48杯・・・
そして今回、8/5も突撃してまいりました。
いつもの西伊豆土肥、とび島丸18号船。
弟の鈴木健司船長の操船です。
港に3時集合。新型コロナ感染対策で検温、ウガイ、消毒し、スリッパもらって船室のベッドに
静かに走る中、2時間位の睡眠がとれます。
朝6時頃、現場到着。外に出てみると・・・・
ベタ凪にモヤが立ちこめて、幻想的でした。
時に海はいろんな表情を見せてくれますね。
釣り座はこんな感じ。
投入器はポリカステン。もう15年以上使っているでしょうか?
最近は雨樋などで自作される方も多いですが、やはり2年位使うと、どうしてもバリバリ割れてきてしまうみたいです。
ヤマシタのアルミのやつはやはり内部が2年位で腐食して鍾乳洞化してしまうし、D社のポリカーボネイトは紫外線などでやはり細かくひび割れてしまいます。 高いですが、ポリカステンは長くお使いいただけるいい投入機だと思います。
この黄色いのは引っ越しなどで使う養生用のコーナー保護クッション。
ホームセンターで長いのが200-300円で売っているのでこれをポリカステンについているゴムバンドに挟んで使います。
そのゴムバンドの下にはさらに、タイルカーペット。これもホームセンターで1枚300-400円位。100均で売っているタイルカーペット風のものは薄くてペラペラだし、1-2回使っただけでもうヨレヨレ。薄すぎてすぐ風で飛んでいって使いものになりませんでしたw
手袋は最近、よく見かけますが、天然ゴム背引き手袋というやつ。
ピンクの部分がゴム。100均でも売ってます。ホームセンターでも買いましたが、ホームセンターで売っている方がゴムが柔らかく、付けたり、外したりが楽でした。甲の部分がメッシュなので夏場でも蒸れなく快適です。
ホームセンターで5枚組で600-700円でしたから、若干高い程度。
けっこう伸縮性があり、装着したままでも糸結ぶくらいできます。
取り込みの時に糸が滑らないのでいい!(←ここ重要)
イカがズッシリ乗って重いとけっこう、手繰るときに糸が滑ってしまい、1-2㎝滑っただけでも確実にイカが外れてしまいます。直結仕掛けの宿命です。
取り込みの時に潮の流などで糸が斜めになっていればまだ抵抗があるので大丈夫ですけどね。真下の時は確実に外れます。
イカ掴んだ時にトビ口で反撃されても、この手袋の上からなら噛まれても安心です。(多少痛いは痛いですけど)
この手袋、1日使うとイカ臭いので自分はその日限りの使い捨てで使ってます。安いのでw
バッテリーは電力丸を2台。 石廊崎のスルメは1台ではけっこうラスト1時間くらいバッテリー切れになることが多いので1台スタンバイさせてます。
新型のシマノ ビーストマスター3000MD。探見丸が画面に出ます。やはりちょっと見難いですが、液晶画面で見ることができるのは楽。
特筆するべきはトルクのアップ。前ビーストマスター3000より40%アップという別次元のパワー。しかもこのトルクを低いじわっとした回転数から叩き出してくれるのが脅威です。
スルメやっているとどうしても巻き上げ時にリールが止められてしまう。従来のモーターは最高スピード=最高トルク。
ようはレバーをマックスまでたおさないと巻けないんです。この時にトルクを取り戻したリールは・・・いきなり最高スピードになるのでここで仕掛けや道糸がバチン!と切れてしまいます。
ビースト3000MDではじわっとレバーを入れるだけで巻き上げてくれます。ここ大きな違いがあるんです。
ラインはオッズポート4号が500m巻いてあります。少々高い糸ですが、とにかくとにかく落下スピードが最速。最強といってもいいでしょう。
糸質が硬いのでイカの触りもよくわかるし、オマツリなどのスレに滅法強い。 メーターが見にくいので糸で棚をとる人には向きませんが、落下系の釣りであればお勧めです、
ヨツアミはパワーハンター、ウルトラダイニーマ、オッズポートとあるのですが、 パワーハンターが6号なら、同強度はウルトラなら5号、オッズポートは4号。 それくらい強い糸です。
探見丸はスルメイカでは必需品。どの棚がイカの反応が濃いのか?
反応がどこまで立ち上がるか?それによってどこまでシャクリ上げてくるのか?もう探見丸とはもう睨めっこです。
仕掛けは18㎝直結。今回は9本針。
イカ角はヤマシタのピッカピカ パワー針。 カンナが太く強く伸ばされにくい、ボディーが一回り太いため折れに強い!
スルメイカの直結ではこういうツルっとした面の針がいいです。
スルメイカは触手の部分に硬いリング状のギザギザがあり、落下中のイカ角もこのギザギザで止めてくる。このギザギザが厄介でして・・・
タマゴ針みたいな凹凸があると、ガッツリボディー抱いたままでカンナまで滑ってこない。 針掛かり悪いんです。
スルメイカでタマゴ針が人気がないのはこの理由から。
ピッカピカはツルっとしているのでイカが抱いたらビシっと合わせ食らわすとガッツリカンナに掛かってくれます。
ヤリイカはこのギザギザがないのでタマゴ針みたいなボディーでも針掛かりしてくれるんですけどね。
紫や緑、濃い青に見えるのはマジックで塗ってますw
この感じがすっごくいい。
本当はブログに書かずに内緒にしていたかったんですけどね。
フェイスブックやインスタにこの針の写真載せていたら、けっこうお客さんに「この色の角売ってますか???」と聞かれるので。
特に今シーズンは新型コロナウイルス騒ぎがあったもので、ヤマシタのほうで18㎝のイカ角の生産を中止してしまい、欲しいカラーなどが入手不可能。
最後のメーカー在庫を一気に買い占めたのですが、マッハで完売してしまいました。
欲しい色は自分で作る!
特に、この紫と緑は過去に他のメーカーで出ていたのですが、廃番で入手不可能。
本当に乗りがいいカラーだったので。
濃い青もメーカーのMBより自分で塗った青のほうが乗ってました。
このほかにもオレンジや赤、水色、ピンク、茶色、黒まで全部作ってますが、全部乗せてます♪
最近はこのマッキーピッカピカ(マジックの名前がマッキーだから)が半分以上占めることがあるくらい。
今度はツートンカラーも試してみます。
皆さんも塗る面や色などいろいろ試して見てください。
自分だけのオリジナルカラーで乗った時は本当に楽しいです。
マジックを塗った面はその上にオーロラシールを貼り付けてます。
特にオーロラシール、下地の色が濃ければ濃いほど異常なほど光ってくれます。
このオーロラシールはあると無しではイカの触りが全然違う!
とび島丸では竿頭とってくる達人はもれなく、このシールを貼っております。
船長イチオシのアイテム。
当日は10本針で作ってきたつもりだったのですが、並べると1本少ない・・・
ま、いいか!
と、それならとことん、手返し勝負してやる!
と今日は他の人が1流し1投入のところ、1流し2投入目標。
当然、巻き上げもかなりハイスピード。 20速が最高とすればMAX18速ペース。
探見丸みて反応があるゾーンは低速ですが、そこを通過すれば一気にあげてきて次の投入を狙います。
当然、投入機に入れなおす時間は惜しいので、そのまま番重にある角を繰り出すスタイル。
この時、環付きにそのまま結んでいると何故か引っ掛かってトラブルになる。
W師匠の教え通り、環付き部分はカットして移動結びでダイレクトにカンナに結びました。
こちらのほうがカンナの影になる部分なのか明らかにトラブルが少ない。
環付きも10号位の幹糸ならいいのですが・・・細いと手前マツリ連発してしまう自分は幹糸16号と太いのでガッツリ結び目締めると環の部分がよく割れてしまったり、石廊崎の重量級のスルメイカでは環の部分がイカの重み割れてしまうことがあるのです。
石廊崎のスルメイカはとにかく消耗戦。
道糸もPE3号ではイカの引きで切れてしまうし、リールもフォースマスタークラスではモーターが焼き切れてしまいます。10人も乗っていれば必ずといっていいくらい1台は逝きますw 500m巻いてあっても、一発300mで高切れするともうアウト。よって予備リールに予備糸は必需品。
予備糸はショップで糸巻き替えた時の古い糸をスプールにまいてもらっておくといいです。
水深も300m超えることが多く、電力丸も爆乗りくらうと1台ではまずバッテリー切れに。
水深が深いので、負荷かかっているときと、空巻きでの誤差が5-6mは出てしまうため、道糸を巻き込んでの竿破損も多発します。
自分は巻きこみ防止で先糸をフロロ16号10mつけて、先糸が入ったらそこからは必ず手巻き。
仕掛けは端物も多く、仕掛けごとがっさりいかれることもあります。
自分は今回は2組使いましたが、前回は6組逝かれました。
道糸高切れ1回、イカが乗り過ぎてイカ角が折れて仕掛け切れ2回。他人とのオマツリで2組、手前マツリで1組。
しっかしこの日は活性が低い・・・
底のほうにぼわぼわっと反応が映る。
反応が船下に入ってくるのも遅いし・・・
反応がとにかく立ち上がってくれない。
ぼそぼそっと底のほうで1-2杯乗るパターンばかり。
それでも入れるたびに1-2杯が乗ってきれくれる。
半分くらいのところでやっとこさ30杯超え。その時点でW師匠とは4杯差。
ここでこの日の時合っぽいのがきて
すぐさま4点掛けして、これで追い付いた!と、どや顔でW師匠みたら・・・
6点掛けしているし・・・
必殺のどや顔返し!
ここ数回は毎回、半分位までは食らいついて最後の時合で一気に突き放されるパターン。
次の投入では焦ってリールバックラッシュさせて1流し分、待て状態。
自分以外は多点掛け・・・
その時合っぽいのもこれですぐ終了。
まさに・・・ お・し・ま・い・
このミスがこの日の命運を分けると思ってました。
その後はイカを探して右往左往。
船長が「ほらほら!」と指刺すので、見ると・・・水面にヒレがパタパタ。
「マンボウ」
マンボウは潮がわりに現れる。これは須崎のカジキ漁師がよく言ってた。
潮が好転していく良い兆しらしい。
そして・・・マンボウの先まで走ると、やはりくっきりと潮目。
とにかく材木やらゴミで凄い潮目。
そういえば、月は真ん丸だったし、これで潮が変わるかも。
最後の2時間位は苦戦の状況ながら、自分だけポツポツと1-2杯を拾いまくる。
最初の起こしでは乗ってこず。
縦にガシガシとシャクってもまったく追ってこない。
縦糸の場所を入れ替えて落としなおして、一度たるませからイカ角を横向きにするとやっと乗るパターン。
横向きなので乗っても足1-2本な微妙な浅い掛かりばかり。
いつもなら1杯だと、下の反応に向かって一発勝負で落としなおして多点掛けのギャンブルばかりするのですが、今日はそれは一切封印。
とにかく確実な1杯を拾いまくる。
この時間帯に不思議に自分一人だけ掛けることが多くなった。
ラスト1時間位はポツポツと1,2杯掛けがほとんど空振りなしでした。
アオリイカなどやっている時など感じますが、乗っている人が多く、活性が低い場合、人と違う色がポツポツ乗る場合が多いです。
船長も言ってました。「見慣れた色には乗らない」
まさにそのパターンで、マッキーピッカピカが活躍してくれてました。
終わってみれば・・・52杯。
W師匠は・・・49杯。
えっ?てっきり60杯以上いっているものと思ってた。
そういえば・・・ラスト30分はかなり苦戦していたなぁ・・・
たぶん、この30分の差です。
イカ釣りしていると、他人が自分よりバンバン釣りあげている錯覚に陥いります。特に7-8杯の多点掛け連発していれば別ですが、今日みたいなポツポツ乗りの時はなおさら。
スタートダッシュに出遅れた時からずーっと自分がペケだと思い込んでました。
釣り座に恵まれていたとはいえ、裾じゃ恥ずかしいからと、1杯1杯を大切に巻き上げていた積み重ねでしたね。
ちなみに、石廊崎では爆乗りの時合がくれば1-2時間で束釣りいけます。7-8点掛けが毎投入くればあっという間にその時間帯だけで50近くとれるので。
この日はそういう時間帯がなかった・・・・
これは下手な鉄砲数打つしかないですね。
そしてこの日は下船後に・・・
テッテレ~~~~♪ 竿頭ステッカーいただきましたぁ~
CHANPシールゲット!!! このシールは竿頭とったときにもらえます。
これは嬉しい!
席に恵まれたとはいえ、この日の朝も「俺を超えろ!」とハッパかけていただき、師匠に恩返しできたと思います。
最初はもうダブルスコアどころかトリプルスコアでしたから。こうなったら恥を忍んで教えを乞うしかありません。上手くなりたいですから。
角の配色の考え方、多点掛け狙うときの選び方。
潮の色、潮の濁りに対する配色パターン。
でもぶっちゃけ、角の配列はさほど重要ではない。ピッカピカ針やキラッと針を使っていたら同じ色を並べない限りは配列は自由。
そういった意味では自分は師匠とは配列パターンは異なってます。
最も大切なのは基本中の基本である流れるようなハンドリング。角の掴み方からたぐり、その幹間の考え方、角の置き方などは厳しくいろいろ教えていただきました。
家でも実際に何度も何度も練習して目をつぶっても取り込めるように適切な幹間を探っていました。
あと、どうやったらもっと釣れるようになるか?
そのヒントは船長が必ずマイクでアナウンスしています。
その通りに実践するだけです。
自分が言うのもなんですが・・・あまりにも言うこと聞かない人が多すぎるw
石廊崎では石廊崎のスルメイカの釣り方がある。
とにかく水深は常に200-300m。とにかく深い。ここが大きく違う。
その日のイカの活性、潮の流れで攻め方もかわる。
ガツガツとシャクリで乗る日。ぼわっとたるませで乗る日。
反応の立ち上がり方で誘いも違う。
そこは船長の判断に従うべきだと思います。
スルメイカはまだまだ卵も白子も入りはじめです。
長い梅雨での濁りもとれて、真っ青な海がもどって本格的な夏の海になってくると思います。
来週は銭洲遠征船が満船なので、またまた来週もイカ親父ですw