直結仕掛けにズラズラズラ・・・そんな夢のような光景をみたく、毎年この時期になるとスルメイカ釣りにいっています。
正直、直結仕掛けは苦手・・・でも下手の横好きといいましょうか?ベテランのキレイな仕掛け捌きに惚れ惚れしながらいつかはああなりたいと思ってます。

2019年7月3日、今年も昨年、爆釣りさせていただいた西伊豆とび島丸11号船、鈴木健司船長の操船で修業してまいりました。

今回はスルメイカベテランのW師匠の隣。昨年、仕掛けの組み方をいろいろご教授いただき作り直し。
しかも15本針直結! とにかく長い・・・
午前3時半に西伊豆土肥港に集合。ここから19トンの大型遠征船のキャビンのベットに入り約3時間ほどのお休みタイム。

とにかく睡眠時間を確保できるよう、ゆっくり走っていってくれるのでぐっすり眠れます。
午前6時過ぎに現場海域到着。
ちょろちょろと反応を探しまくってます。

反応薄いし・・・・


15本直結仕掛けなので、投入機は10本×2で合計20本用。
これはポリカステン。とにかく耐久性が抜群!

自分のこのやつはもう10年使っているかと思います。錆びも引っ掛かりもありません。
最近は塩ビで作られる方はさすがに減ってきましたが、雨どいの部材とかで作る方も増えてます。使っている方に聞いてみましたが、やはり耐久性がなく割れてくるのでヘビーユーザーだと1-2年で作り直さないと厳しいということです。
投入機の本数ですが・・・だいたい投入機なんてキッチリ順番通り入れていくのって無理なんですよ。途中、1,2か所は飛ばしてしまう。

手を止められない直結仕掛けならなおさらです。
使う本数より多めに穴がないと役にたちません!ご参考まで。
もうご存知かと思いますが、直結仕掛けを投入機に入れるときはカンナを上にして入れます。下にしていれてもいいんですけどぉ・・・たまに引っ掛かって角が折れますw
投入する時に大切なのは竿を下の写真のように斜めにセッティングすることです。

真っ直ぐセットすると、オモリを投げ入れるときに、どうしても竿をよけて真正面でなく、斜めに投げてしまう。そうすると隣の人とオマツリする原因となりますのでこれは気を付けてください。
あと、イカマットは必需品です。 これないと隣とオマツリほどきながら回収せざる得ない状況ではあとで地獄が待っております。

探見丸はイカでは僕はあったほうが多点掛けを狙いやすいと思います。
シングル単発狙いであれば不要ですけど。
多点掛け上手い人はとにかく反応切れるまで追い乗りを狙い続ける。
反応の濃さで仕掛けを止めるところが決まる。
スルメイカはとかく直結仕掛けでも途中で止められてしまうことが多いのですが、ベテランはとにかく反応の下まで我慢して我慢して強引にでも落とし込む。
これが20杯で終わるか、100杯とれるかの釣果の差になります。
自分、まだまだ前者ですw

なんか天候は曇り・・・・

梅雨時特有のジメジメした天気で・・・・
とてもイカを干すような感じではない。
当日のスルメイカの御機嫌は・・・イマイチ。
ほんと単発で1-2杯ばかり・・・
とにかく反応が底のほうにもや~~~っと出るだけ。
反応が上に立ち上がらない。


残り2時間になってやっとこさツ抜け・・・
さすがW師匠はこの渋い中でも多点掛け連発してもう30杯いっているだろうか?
危ない気配・・・・

しかしここから若干反応が立ち上がりを見せる!

多点掛けも決まりだし、後半2時間はほぼ単発なし。
1時間ちょいで怒涛の30杯をゲットできやっとこさ40杯。
W師匠はさすが竿頭80杯なのでやはりダブルスコアw
多点掛け再修業とのお叱りをいただきました。

当日、週刊〇〇ニュースのAPCの方がおられました。
ちょうど手前マツリしてテンヤワンヤの時にこられて、「慣れてないようで・・・イカは初めてですか?」と聞かれたので・・・

ついイラっと「船釣り3回目です」と答えておきました 笑
「3回目でも40杯とらさせていただきました!」とコメントしておきましたが・・・
さーどう記事になっていたのか興味深々です。
