平日に船でないねー

おはようございます。

スカイツリーがオープンしてTVも連日賑わいを見せております。

しかししかし・・・相変わらずゼニスにはいけてません・・・・・

よくよく考えたら・・・・・

今年4月から解禁して・・・・

水曜日にゼニス乗り合い船が出船したこと一度もないんですよ!

まー水曜日前後に天候が悪いというのも重なってはおりますが・・・

三寒四温にズッポシ入った模様です。

とにかく平日にお客さんいないものですから・・・こりゃいけんはずだわ。

よく神津島やゼニスの常連さん達に愚痴られるのですが・・・・

予約しても結局、夜7時、8時までまって人数集まらなく出船中止。

出船する人数に制約がある遠征船ではどの遠征船宿さんでもよくあることです。

一生懸命やってくださっている船長さんにはいえないですけど・・・

これは釣り人にとっては最悪のパターンなんです。

平日族はわざわざ会社の休みをとられて備えている方も多いもので・・・・

この時間帯から翌日の予定を変更するというのは大変なんですね。

これを一度でもくらうと予約にはかなり慎重にならざるえないというのは本音です。

でない=>ぎりぎりまで様子見=>でない  

いわゆる悪循環です。

もうちょっと言えば・・・全体的に釣り人の船宿の予約に対する変化が生じています。

最近は釣り人でもネットなどで風や波の予測が簡単にできるようになりました。

おかげで昔のように港集合で中止という最悪なパターンは少なくなりましたが・・・

その分、昔の船長まかせの天候をおおまかでも自分達で予測できるようになります。

誰だってあえて時化のときには行きたくないですからねー

出船できても時化というのは避けたいものです。

よほど釣れていれば別ですが・・・・・

それこそ 自然相手で仕方ないとはいえ・・・・

時化・雨・坊主 をくらった日には立ち直れないくらいのショックになりますからねー。

まー自分も経験ありますが、一ヶ月は同じ釣りはしたくなくなるもんです(笑)

そうなると直前まで天候みながら釣行を判断するようになります。

釣果も夕方5時過ぎにはマリネスなどの大手釣果速報などで確認できる時代になりました。

ある程度は自分の行きたい釣りがありますから・・・・

そこからさー明日どこいこう?という行動がはじまります。

こういう悪循環を打破するには個人的に、席順は予約制なんかいいと思うのですけど。

いまは映画館などはほとんどネットで座席指定ができます。

毎年必ず映画館にはいきますが・・・・

逆に座席指定できない映画館はここ10年間はいったことありません。

飛行機も今はネットで座席予約ができます。

釣り船なども早く予約いれると座席指定ができるとしたらどうでしょう?
たとえば1日前までとか・・・・3日前までとか・・・・
4席限りでもいいと思います。 4×1000円×20日稼動として  80000円の収入増ですよ。

関東周辺は座席先着順というのがほとんどです。

慣例?慣習?常識?

慣例なら打破すればよい。慣例とか慣習というのはたいがいは逃げ言葉です。

確実に座席が予約できて、出船直前にいけばいいとしたら1000円でも利用しませんか?

組合で料金が決まって・・・・・などと料金設定に問題があるなら・・・・

キーパー貸し出しにすればよい。

キーパー貸し出し 1000円(座席指定付き) 

キーパーにナンバーふっておいて、前日にそこにそのキーパーを設置しておく。

どこか「キーパー設置場所は予約席です」と明示しておけばよい。
これはサービスですよ。

キーパーなんぞ1万そこそこですからすぐ元はとれます。

やはり早く予約するのはそれなりのリスクは覚悟しなければならないことなので、それなりの見返りはあったほうがいいと思うのですけどね・・・・

たとえお金がかかっても・・・・それに見合うサービスがあればお客さんはお金を使います。

前にもブログでふれましたが・・・・

状態が悪い分にはなんとかなりますが、この釣り業界は情勢が悪すぎる。

潮が悪くて釣れない、天候が悪いなどなど・・・こういう一時的なものは状態です。

経済事情の変化,燃料代の高騰、釣り人口の減少などな・・・これは情勢です。

情勢が悪いことで集客ができない。

これはインフラとも直結していますから一筋縄ではいきません。

情勢が悪いときの短期的な戦術はとにかくマスマーケティングよりニッチマーケティング。

小が大を制す。

これが鉄則。

最近はスマホを駆使してフェイスブックを活用している船宿さんも見られます。

フェイスブックではリアルタイムで情報が配信されるのでなかなかうまいこと活用しているなーと感心します。

フェイスブックは大集団に見えますが、構造的には小規模ネットワークの複合構造です。

まさにニッチマーケティングの代表例でしょうね。

船宿さんならず、どの業界でもIT化をすすめていかないと厳しい時代です。

しかし、逆に口コミだけで3ヶ月先まで予約とれない船宿さんもあるのも事実。

こういう船宿さんは結論からいえばニッチの法則にズバリはまってます。

自分もこういう愚痴っぽいことはあまり書きたくないんですけどね。

やはり釣り人と船宿さんの中間の立場にいるものとして書かせていただきました。

やはり改善できるところ、見直すところ、新しい視点・感性などは常に意識しないと前進はありません。

批判や苦言の中にこそ自分では気がつかないものがあるものです。

それでは・・・・